「鬼滅の刃」は鬼の始祖「鬼舞辻無惨」の手により、鬼に変えられてしまった妹を人間に戻すために、主人公の竈門炭治郎が鬼と戦っていく物語です。

数々の戦いを経て、物語は最終局面を迎え、壮絶な死闘の末、鬼舞辻無惨を倒すことに成功しましたが、結果的に多くのキャラが犠牲となりました。
その中でも数少ない生き残れたキャラクターたちが、生き残った理由は何だったのでしょうか。
ここでは、生き残った柱やキャラと、その生き残った理由をご紹介していきます!
鬼滅の刃で生き残った柱と鬼を徹底調査
引用元:アニメ「鬼滅の刃」公式ポータルサイト
鬼滅の刃にて、物語を終えて生き残った柱や鬼を一覧にまとめましたのでご紹介します。
柱は作中で現役の柱として描かれていた9人、鬼は十二鬼月の上弦や鬼舞辻無惨、また物語終盤まで活躍した主要な鬼を対象としています。
鬼滅の刃で生き残った「柱」3名
柱と呼ばれる有力な鬼殺隊の中で、生き残れたのはわずか3名。
全柱の最終決戦後の生死状況を下の表にまとめましたのでご覧ください。
柱名 | キャラ名 | 生死 |
炎柱 | 煉獄杏寿郎 | 死亡 |
蟲柱 | 胡蝶しのぶ | 死亡 |
岩柱 | 悲鳴嶼行明 | 死亡 |
霞柱 | 時透無一郎 | 死亡 |
蛇柱 | 伊黒小芭内 | 死亡 |
恋柱 | 甘露寺蜜璃 | 死亡 |
音柱 | 宇髄天元 | 生存 |
風柱 | 不死川実弥 | 生存 |
水柱 | 冨岡義勇 | 生存 |
こう見ると、半分以上が犠牲になってしまっていて、鬼滅ファンとしてはとても悲しい結果です。

鬼滅の刃で生き残った「鬼」愈史郎のみ
鬼の中で唯一生き残ったのが、愈史郎というキャラクターでした。
鬼の中には序列があり、特別無惨から力を分け与えられた、言わば特段強い鬼達がいます。

この特に強い鬼たちは、十二鬼月と呼ばれます!
結論、無惨も含め、その十二鬼月たちも全員死んでしまったのですが、そんな中唯一生き残った鬼が愈史郎でした。
特別な強さを持っていても死んでしまった鬼たちの中で、なぜ愈史郎は生き残ることができたのか…気になりますよね。
鬼滅の刃【生き残った理由】キャラ別に徹底解説
引用元:アニメ「鬼滅の刃」公式ポータルサイト
最初は9人もいた柱のうち6人が命を落とす中、壮絶な死闘の末、辛くも生き残ることができたのが、次の3人です。
- 宇髄天元
- 不死川実弥
- 冨岡義勇
また、鬼の中で唯一生き残ることができたのが次のキャラクター。
- 愈史郎
ではこの4人は、なぜ生き残ることができたのでしょうか。
ここからは生き残った理由を各キャラ毎に紹介していきます!
鬼滅の刃【生き残った理由】①音柱・宇髄天元
引用元:アニメ「鬼滅の刃」公式サイト
元忍で音の呼吸を使うのが音柱の「宇髄天元(うずいてんげん)」です。

宇髄さんは、容姿イケメンで、鎖に繋がれた両刀を華麗に扱い、派手好きで、「派手」が口癖な特徴的なキャラクターですね♪
そんな宇髄ですが、物語の中盤、鬼が潜む遊郭にて、上弦の陸である妓夫太郎・堕姫と壮絶な死闘を繰り広げました。
激しい戦いの末、炭治郎たちと協力し見事、妓夫太郎・堕姫を打ち破りましたが、左目と左腕を失うという大怪我を負ってしまいました。

妓夫太郎の使う毒によって体は蝕まれ、3人の妻に見守られながらその最後を遂げようかという瞬間…
炭治郎の妹・禰豆子の血鬼術によって毒は燃やし飛ばされ、何とか一命を取り留めることができました!
しかしその時に負った怪我が原因で流石にこれ以上柱として戦うことは難しく、柱を引退をすることとなりました。
ですが、柱を引退後も、元柱として若い鬼殺隊員に稽古をつけたり、無惨との最終決戦においては、当主である産屋敷家の護衛を炎柱煉獄杏寿郎の父・煉獄槇寿郎と共に務めあげました。
鬼滅の刃【生き残った理由】②風柱・不死川実弥
引用元:アニメ「鬼滅の刃」公式サイト
風の呼吸を使うのが風柱の「不死川実弥(しなずがわさねみ)」です。

実弥さんは、傷だらけの見た目と、柱の中でも「狂犬」といったイメージがぴったりの超攻撃的なキャラクターですね♪
柱全員と炭治郎が初めて顔を合わした「柱合会議」では、鬼の禰豆子を容赦なく痛めつけ、その狂犬ぶりを遺憾無く発揮されていたのが印象的でしたね。
そんな実弥も、実は元々家族思いの優しい兄で、幼少期に、炭治郎と同じく鬼に家族を奪われた悲しい過去がありました。
奪われた家族とたった1人残された弟・玄弥の為に、この世から鬼を一匹残らず殲滅するという使命を自分に課し、鬼への復讐を誓ったのです。

そんな実弥ですが、最終決戦時、上弦の壱・黒死牟との戦いで重傷を負うも、持ち前の体力と精神力で戦線に舞い戻り、無惨との戦いにも加わりました。
無惨の攻撃によって瀕死の状態となり、一度は死線を跨ぎかけ、死んだ母親や家族と出会うも、かつて母に暴力を振るっていた憎むべき父親によって現世に追い返され、生き残ることができました。
これは、そのまま父と一緒の死後の世界に行ってしまっては、ある種、家族を大事にしなかった父を肯定して進むことになるという解釈もできてしまいます。
実弥は、家族(失った母や兄弟と残された玄弥)のために鬼と戦ってたわけですから、そういう結末にはしたくなかったとも考えられます。
鬼滅の刃【生き残った理由】③水柱・冨岡義勇
引用元:アニメ「鬼滅の刃」公式サイト
水の呼吸を使うのが水柱の「冨岡義勇(とみおかぎゆう)」です。

第一話で炭治郎と鬼の禰豆子を共に救い、その後も重要な場面で竈門兄弟のことを命をかけてまで守ってきた柱であり、また最初に禰豆子を認めた柱でもありますね。

感情を出さないので、蟲柱の胡蝶しのぶからは、
「そんなだからみんなから嫌われる」
「嫌われてる自覚がなかった」というようなことまで言われてしまっていましたね♪
一見ドライに見えますが、実は根が優しく情に厚く、後輩の指導にも熱心です。
竈門兄妹が厳しい処罰を受けそうな場面で命懸けで庇うシーンや、炭治郎に向かって言ったセリフなどから、その責任感の強さも伺える魅力的なキャラです。
そんな義勇ですが、無惨との最終決戦を経て、右手を失いながらも何とか生き残ることができました。
ではなぜ生き残れたのか…その理由は作中には明記されてはいません。

ここからはあくまで考察ですが、
一番最初に、かつ最も主人公炭治郎・禰豆子兄妹に寄り添ってきた重要な存在であり、元々水の呼吸を扱う炭治郎と兄弟弟子のような関係性にあること。
実際、下弦の壱・累との戦いや上弦の参・猗窩座との戦いでも、炭治郎と共に共闘し、クライマックスで無惨に精神を乗っ取られ鬼化してしまった炭治郎を止めにかかった柱も義勇でした。
つまり、物語の始まりから最後まで、炭治郎のことを一番助けてきた柱ともいえます。

いわば、作者の中でも、この鬼滅の刃の裏の主人公のような特別な位置付けをしているのではないかとも考えられます。そのため、生かすという描かれ方をされたのではないかと考えています。
鬼滅の刃【生き残った理由】④愈史郎
引用元:アニメ「鬼滅の刃」公式サイト
鬼の中で唯一生き残ることができたキャラが、「愈史郎(ゆしろう)」です。

愈史郎は人間時代重い病に侵され、「もっと生きたい」という願いから、医者でもある珠世によって意図的に鬼にしてもらった少年です。
助けてもらったことで、それからは珠世に心酔するようになっています。

鬼は通常、人間を食わなければ生きられませんが、珠世は少量の血の摂取だけで生きる事が可能で、愈史郎も珠世によって鬼化されたことで、珠世と同じく少量の血で生きる事ができる特殊な鬼です。
珠世にのみ丁寧な話し方をし、珠世以外の人物には攻撃的な態度になり、毒舌キャラになります。
そんな愈史郎ですが、鬼の始祖である無惨を倒した後、全ての鬼は死滅し、禰豆子は人間に戻ったのですが、愈史郎だけは人間にも戻ることなく鬼のまま生き続けました。
その理由は作中明記されていませんが、そこにはやはり珠代の存在が大きくあります。
無惨は自分の血を分け与える事で人間を鬼化しますが、この血にはあらかじめ呪いのようなものがかけられています。

鬼はこの呪いによって無惨の支配下に置かれ、無惨が死ぬと自分も命を失うという効果があったと考えられます。
しかし、珠世に手によって鬼化した愈史郎だけは、この無惨による呪いのルールが適用されないため、生き残ることができたと考えられます。
鬼滅の刃【生き残った】柱や鬼のキャラは誰?生き残れた理由がヤバい?まとめ
引用元:岩手日報
今回は、鬼滅の刃の作中で鬼舞辻無惨との最終決戦後を経て、最終的に生き残った柱や鬼と、そのキャラ達が生き残れた理由をご紹介しました。
生き残った柱は以下の3人。
- 宇髄天元
- 不死川実弥
- 冨岡義勇
鬼の中で唯一生き残ったのは
- 愈史郎
生き残れた理由も各キャラそれぞれでしたが、個人的には、推しの冨岡義勇さんが生き残ってくれてよかったと感じています。
あの過酷な戦いを生き残れただけでもすごいことですよね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
今後も鬼滅の刃を一緒に応援していきましょう!
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鬼滅の刃で、鬼を狩る目的で組織された者たちが鬼殺隊。
その鬼殺隊の中でも最高戦力である者達が「柱」って呼ばれる人たちです!