ディズニーと言えば、海外でたくさんのファンを魅了しているテーマパークですね。
日本を含めて、海外には6つのディズニーがあります。
- 日本:東京ディズニーリゾート
- カリフォルニア:ディズニーランド・リゾート
- フロリダ:ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
- フランス:ディズニーランド・パリ
- 香港:香港ディズニーランド・リゾート
- 中国:上海ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾートは行ったことあるけど、海外となるとちょっとハードルが高いっていうイメージありませんか?
実は、ディズニーは各国ごとに特徴があって、全然違うパークなんです。
そこで今回は、日本と海外のディズニーの違いを、アトラクションやグリーティングを中心に比較してみました。
それではいってみましょう!
ディズニー日本と海外の違い①アトラクションの種類とレベル
引用元:東京ディズニーリゾート
現在、世界に6つあるディズニーのパークですが、
基本はカリフォルニア州のディズニーランドにあるアトラクションと同じものが各パークに設置されています。
でも実は、日本のディズニーランド・ディズニーシーだけにしかない、限定のアトラクションがあるんですよ!
さっそく見ていきましょう。
ディズニー日本だけのアトラクション:東京ディズニーランド
まずは、ディズニーランドの方から見ていきましょう。
- スプラッシュ・マウンテン
- プーさんのハニーハント
スプラッシュ・マウンテンは、カリフォルニアのディズニーにもありましたが、2023年5月30日にクローズしてしまいました。
ですので、日本のスプラッシュ・マウンテンが唯一のものになります。
続いて、海外ディズニーにもあるものとは展開の違うアトラクションをチェックしていきましょう。
- 美女と野獣「魔法のものがたり」
- モンスターズインク「ライド&ゴーシーク」
- 魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ~アロハ・エ・コモ・マイ!~
日本のディズニーの美女と野獣「魔法のものがたり」は、ライド系アトラクションです。
フロリダにも美女と野獣のアトラクションはありますが、「エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル」という名称で、ゲスト参加型のグリーティング施設になっています。
マジック・キングダムのファンタジーランドには、「エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル」というアトラクションがあります
ベルやルミエールと共に映画「美女と野獣」のシーンをテーマにした劇を行えるというアトラクションで、最後にベルとは記念撮影もできます pic.twitter.com/fbXetQrUK4
— みつき (@MitsukiD101) October 15, 2020
モンスターズインク「ライド&ゴーシーク」には、映画にも登場しない、完全に日本限定のキャラ「ロッキー」が隠れています。
オレンジ色の毛糸玉の様なかわいいモンスターで、日本限定でグッズも販売されています。
また、ジャングルクルーズの近くにある、魅惑のチキルームも必見です。
アトラクション自体はアメリカの2つのパークにもあるのですが、スティッチが出てくるのは日本だけです。
ディズニー日本だけのアトラクション:東京ディズニーシー
東京ディズニーシーにしかないアトラクションは意外と多くあります。
それはディズニーシーというもの自体が日本にしかないからです!
- シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
- センターオブジアース
- 海底二万マイル
- レイジングスピリッツ
などなど多くの乗り物が日本だけにしかないアトラクションです。
海外ディズニーとは、ストーリー展開が異なるアトラクションとして有名なのが、「タワーオブテラー」です。
シリキウトゥンドゥが出てくるストーリーは日本だけのオリジナルです。
海外ディズニーでは、落雷によってエレベーターが落下し、乗り合わせた男女が謎の失踪を遂げる…ミステリードラマのような…展開になっているよ…
人気のアトラクションが日本限定だったと思うと、特別な気分になりますね。
まだ、乗ってないアトラクションがある方、ぜひ、公式サイトでもチェックしてみてくだいね。
ディズニー海外だけのアトラクション:パークごとにご紹介
海外ディズニーには、日本でもおなじみのキャラクターが登場するアトラクションの他にも、各国限定の人気アトラクションもあります。
海外ディズニーを訪れたら、ぜひ体験したい代表的なアトラクションをピックアップしてみました。
地域 | アトラクション |
カリフォルニア |
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フロリダ |
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フランス |
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香港 |
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上海 |
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アメリカの2つのパーク限定で、「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」というライド系アトラクションもあります。
同じく「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」というアトラクションもあり、こちらはフランスにも建設中なんですよ。
日本にはない世界観が楽しめるのも、海外ディズニーの魅力よね!
ディズニー日本と海外ではアトラクションの絶叫レベルが違う
日本のディズニーでも絶叫系アトラクションは行列ができるほどの人気ですね。
海外ディズニーでももちろん人気ですが…迫力やスリルは、日本以上!
例えば、パリのディズニーにある「ビッグサンダーマウンテン」は「世界最速」「世界最長」と2冠となっています。
カリフォルニアの「ピクサー・パル・ア・ラウンド」は「世界最恐」の観覧車とも言われ、不気味な揺れと、降りられない恐怖…に、思わず背筋が凍るようです。
日本のディズニーの絶叫系アトラクションでは物足りなくなってしまった方は…ぜひ、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
ディズニー日本と海外の違い②各国限定のエリア
引用元:ディズニーランド・リゾート
先ほどは日本と海外ディズニーのアトラクションに注目してきました。
ここからは、各国のディズニーのエリアについてみていきましょう!
アトラクション同様に、わくわくするような海外限定エリアもありますよ。
ディズニー日本だけのエリア
先ほどお伝えしたように、ディズニーシーは日本にしかありません。
そして今後、ディズニー映画を題材とした3つのエリアがオープン予定となっています。
- フローズンキングダム・・・・・「アナと雪の女王」
- ラプンツェルの森・・・・・・・「塔の上のラプンツェル」
- ピーターパンのネバーランド・・「ピーターパン」
こちらの新テーマパークは、「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をコンセプトとした、世界で唯一のテーマポートです。
世界で日本だけのディズニーシーの進化から目が離せません!
ディズニー海外だけのエリアをパークごとにご紹介
日本のディズニーの「トゥモローランド」「ファンタジーランド」のように、海外ディズニーにも様々なエリアがあります。
海外限定の代表的なエリアをまとめました。
地域 | エリア |
カリフォルニア |
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フロリダ |
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フランス |
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香港 |
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上海 |
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中でも、フロリダのディズニーにある「アニマルキングダム」は、キリンや象など、本物の動物がのびのびと生活して、自然との調和を感じる施設になっています。
各国のディズニーの情報はこちらの公式サイトでも随時更新されていますよ。
ディズニー日本と海外の違い③グリーティング
引用元:東京ディズニーリゾート
ここからは、世界各国で愛されるディズニーのキャラクターグリーティングについてみていきましょう。
アトラクション同様に、各国限定のグリーティングもあるようですよ。
ディズニー日本だけのグリーティング
アトラクション同様に、グリーティングも本場アメリカのディズニーから来たものが多いようです。
限定の衣装を身に待っとったキャラクターたちは、とっても素敵よね
実は、日本限定だったイベントやグリーティングもあるんですよ
- 七夕
- 夏祭り(サマーフェスティバル)
- お正月
お正月は着物姿のミッキー&ミニーに会うために、海外からのファンも多く来園するようですよ。
>>大好きなキャラクターとのグリーティングはこちらもチェック!
ディズニー海外だけのグリーティング
アトラクション同様に、海外ディズニーでしか楽しめないグリーティングもあるんですよ。
代表的なキャラクターを各国ごとにまとめました。
地域 | キャラクター名とディズニー作品 |
カリフォルニア |
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フロリダ |
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フランス |
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香港 |
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上海 |
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上海ディズニーでは、日本よりも先にダッフィーフレンズの「ステラ・ル―」や、「リーナ・ベル」が登場し、大きな話題となりました!
ハロウィンやクリスマスなどの期間限定で出会えるキャラクターも多いようですので、チェックしてみてはいかかがでしょうか?
ディズニー海外のグリーティングは写真の枚数制限なし
東京との違いの1つは、撮影する写真の枚数に制限がないことです。
日本のディズニーは非常に混雑しているため、1グループにつき1枚といった制限があります。
実は、海外のパークではそのような制限はあまりないんです。
もちろん、制限がないからといって永遠に撮っていてよいわけではないですが、合理的な時間内・範囲内であれば、何枚でも撮影に応じてくれます。
お気に入りのキャラクターにもかなり会いやすい!
ディズニーグリーティングの人気は日本がダントツ
実は、海外ディズニーでは、日本のようにお気に入りキャラクターとのグリーティングを待つために並ぶ光景は、あまり見かけません。
理由を調べて、まとめてみました。
- 日本のディズニーよりも、グリーティング施設が多い
- 各パークにいるキャラクターの数が多いので、散策しているだけで誰かには会えるので、それで満足する海外ファンも多い。
- アトラクションの中でキャラクターに会えるものもある。
香港や上海ディズニーでは、グリーティングも盛んに行われているようですが、その列のほとんどが日本人のディズニーファンだったりします。
もちろん、クリスマスや記念イベントなどの期間限定のグリーティングの際には、海外ディズニーでも並ぶことはありますが、そこまで長い時間ではありません。
お国柄によって、キャラクターへの反応が違うのも興味深いですね。
ディズニー日本と海外の違い④ショーやパレード
引用元:ディズニーランド・リゾート
心が弾むような音楽、うっとりとするような演出…。
ディズニーのショーやパレードを楽しみに、来園するファンも多いことでしょう!
ここからは、日本と海外のディズニーのショーやパレードに注目していきます。
ディズニー「エレクトリカルパレード」は日本だけ
そうなんです。
実は、カリフォルニアのディズニーランド50周年を記念して公演していたナイトエンターテイメントショー「エレクトリカルパレード」が2022年9月に終了となっています。
ですので、現在エレクトリカルパレードが見られるのは、日本のディズニーだけなんです。
>>エレクトリカルパレードをばっちり見るならここをチェック!
ディズニーのショーやパレードを長時間待つのは日本だけ
海外ディズニーのショーやパレードでは、カチューシャやキャラクターハットをつけたまま観覧しています。
肩車もOK!ベビーカーは畳まないでそのまま、風船も浮かんでいることもあります。
シートを敷いて1時間前から待つ人は日本ほど多くなく、適当な時間に来て地べたにそのまま座って自由な雰囲気です。
キャストの指示に従い、パークにいるディズニーファンみんなで快適に、気持ちよくショーやパレードを楽しむ姿に、驚く海外の観光客も多いようですよ。
ディズニー日本と海外の違い⑤その他
引用元:東京ディズニーリゾート
ここまで、日本と海外のディズニーのアトラクションやグリーティング事情にスポットを当ててきました。
せっかくですので、ここからは、ちょっとびっくり?な、日本と海外ディズニーの違いにも触れていきましょう!
ディズニー「シンデレラ城」は日本とフロリダだけ
シンデレラ城は、日本とフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド内の2ヶ所にしかありません!
いずれのシンデレラ城も、外観はほぼ同じ作りとなっています。
海外のディズニーにもお城はあるのですが、日本のディズニーのような、シンボル的な存在ではないようです。
いってみたいなぁ。
ディズニーにアーケードがあるのは日本だけ
東京ディズニーランドのワールドバザールは、ディズニーの生みの親である“ウォルト・ディズニー”の育った故郷がアメリカのミズーリ州マーセリンの街並みをモデルに作られたエリアです。
ワールドバザールと呼ぶのは、日本のディズニーだけです。
そして、屋根があるのも日本だけなのです。
梅雨や台風など、雨の降ることが多い日本の気候を考えて考えられたとされています。
ディズニーの本場、フロリダは空気が乾燥しているため雨が降っても道路や着ている服が濡れてもすぐに乾きますが、日本だとそうはいきません。
屋根があると安心かも…
当たり前だと思っていたワールドバザールの屋根ですが、日本の風土に合わせて設置されていたものだったと分かると、ディズニーのホスピタリティの高さに驚かされますね。
ディズニー日本と海外の違い5選!アトラクションやグリーティングを徹底比較まとめ
引用元:東京ディズニーリゾート
ここまで、日本と海外のディズニーに違いについて、アトラクションがグリーティングにポイントを絞ってまとめてきました。
要約すると…
- ディズニーランド・・・スプラッシュ・マウンテン、プーさんのハニーハント。海外ディズニーとは内容が違うアトラクションもある
- ディズニーシー・・・・そもそも、ディズニーシーが日本にしかない!日本限定アトラクションがたくさんある
- 日本のディズニーよりも、スリリングで迫力のあるアトラクションが多い。
絶叫系アトラクションが大好きな方には、たまらないライド系アトラクションがたくさんあるのも、海外ディズニーならではですね。
- ディズニーシーのように、海をテーマにしたパークは日本にしかない!
- 各国限定のエリアがあり、本物の動物がたくさんいたり、最新の映像技術を存分に味わえる場所もある。
グリーティングについてもまとめていきましょう。
- 日本の四季に合わせたイベント、グリーティングは日本だけで開催されている。
- 海外ディズニーでは、写真撮影の枚数制限がなし。
- キャラクター登場時間も決まっているので、お気に入りキャラクターに会える確率が高い。
- 海外ディズニー限定キャラクターも多く存在する。
- グリーティングが一番盛り上がっているのは、日本!!
その他にも、ショーやパレードなどの日本と海外ディズニーの違いもまとめました。
- エレクトリカルパレードは、現在日本だけで行われている。
- ショーやパレードを長時間待ち、周りに配慮して観覧するのは日本ならではの光景。
- 日本のディズニーのシンボル的存在のシンデレラ城だが、海外ディズニーではそこまで重要視されず、あくまでもアトラクションの一つとして置かれている。
- ワールドバザールに屋根があるのは、日本だけ。
東京ディズニーリゾートに何度も通うのも良いですが、海外ディズニーにも挑戦してみませんか?
日本にはないアトラクションもありますし、各ディズニーパークごとに限定アトラクションもあります!
長期のお休みが取れたり、チャンスがあれば、ぜひ海外で待つディズニーの仲間たちに会いに行ってみましょう!