ディズニーランド・ディズニーシーを運営するオリエンタルランド。
その知名度たるや、日本を代表する企業のひとつと言っても過言ではないですよね。
そんなオリエンタルランドですが、これまで社長交代と共に変わったやばい歴史を持っているんです…。
オリエンタルランドみたいな大きい会社の社長って大変そうだよね~!
歴代社長にはどんな人がいるのかな?
僕は社長交代に伴って変わったやばい歴史が気になっちゃう…。
何がどう変わったの?
本記事では、オリエンタルランドの歴代社長をご紹介した上で、今の社長がどんな方なのかも深掘りしていきましょう。
また、これまでにオリエンタルランドの社長交代に伴って変わったディズニーのパークの歴史にも触れていきますよ。
元キャストかつ現役ディズニー好きの私から見て、ゲストがオリエンタルランドに求めていることもまとめていきますね♪
ぜひ最後までお付き合いくださ~い!
オリエンタルランド歴代社長8人をご紹介!
本日、東京ディズニーリゾートは40周年を迎えました。
— 株式会社オリエンタルランド (@OLCGROUP) April 15, 2023
この記念すべき日を迎えられましたのも、ひとえに皆さまからの変わらぬご支援、ご高配の賜物であり、心から感謝申し上げます。
これからもオンリーワンのリゾートを目指して、進化し続けてまいります。
今後の展開に、ご期待ください。 pic.twitter.com/tiheIAD3GV
2023年に40周年のアニバーサリーイヤーを迎えた東京ディズニーリゾート。
ここに至るまでのオリエンタルランドを率いてきた8人の歴代社長をご紹介しますね。
名称(敬称略) | 在任期間 |
川崎 千春 | 1960年7月1日(創業)~1978年 |
高橋 政和 | 1978年~1988年 |
森 光明 | 1988年~1992年 |
加藤 康三 | 1992年~1995年 |
加賀見 俊夫 | 1995年~2005年 |
福島 祥郎 | 2005年~2009年 |
上西 京一郎 | 2009年~2021年 |
吉田 謙次 | 2021年~現職 |
オリエンタルランド歴代社長①川崎千春氏
主な肩書き | オリエンタルランド創業者・初代社長 オリエンタルランド初代会長 |
生年月日 | 1903年4月5日 |
出身地 | 茨城県 |
学歴 | 東京帝国大学経済学部卒 |
職歴 | 川崎信託(現・三菱UFJ信託銀行) 帝都タクシー(現・帝都自動車交通) 京成電気軌道(現・京成電鉄) オリエンタルランド |
主な功績 | ディズニーパークの日本誘致を発案 オリエンタルランドの設立 |
「ディズニーを日本に誘致しよう」と発案した人…つまり東京ディズニーリゾートの生みの親とも言えるのが、初代社長・川崎氏です。
仕事でアメリカに行った際に、開業間もないアメリカのディズニーパークを見て感銘を受けたのがきっかけなんだとか。
ディズニーを誘致するために、仲の良かった三井不動産の社長に呼び掛けたんだって!
すごい行動力だよね~!
京成電鉄でも第5代社長として、21年という長きにわたりトップに君臨し続けた川崎氏。
根っからのリーダー気質だったことがうかがえますよね。
オリエンタルランド歴代社長②高橋政知氏
主な肩書き | オリエンタルランド第2代社長 オリエンタルランド第2代会長 |
生年月日 | 1913年9月4日 |
出身地 | 福島県福島市 |
学歴 | 東京帝国大学卒 |
職歴 | 理研重工業 オリエンタルランド |
主な功績 | 東京ディズニーランド設立にあたり浦安市漁業協同組合などとの補償交渉を担当 ディズニー社との交渉を担当 |
元は漁業の町だった浦安にディズニーランドを作るため、主な交渉を担当したのが第2代社長・高橋氏でした。
その後ディズニーシーの設立実現に向けても大きな役割を果たされましたが、残念ながらディズニーシーの開業前年に亡くなられています。
その後ディズニーシーがグランドオープンを迎えたのは、高橋氏の88回目の誕生日当日だったんですよ。
高橋氏の功績は現在のパークでも語り継がれているんですよ!
ディズニーランドのワールドバザールにある「タウンセンターファッション」のショーウィンドウや、ディズニーシーのシンボル「アクアスフィアの記念碑」…。
今度遊びに行ったらぜひ見てみてくださいね♪
愛妻家だった高橋氏は、妻・宏子さんの心臓病が悪化したことをきっかけに社長を退任しましたが、その後第3代社長の急逝に伴って一時的に再度社長を兼務されました。
オリエンタルランド歴代社長③森光明氏
主な肩書き | オリエンタルランド第3代社長 |
生年月日 | 1923年3月29日 |
出身地 | 徳島県徳島市幸町 |
学歴 | 京都帝国大学経済学部卒 |
職歴 | 三井物産 日本興業銀行 常和興産 オリエンタルランド |
主な功績 | 東京ディズニーランド建設計画に参加 |
他の会社での職歴も多い森氏。
急性心不全で急逝されたため、在任期間は短めでしたが、建設計画の時点からディズニーランドに関わり、大きな役割を果たされましたよ。
森氏が亡くなって次の社長が決まるまでは、当時の会長だった先代社長・高橋氏が社長を兼務したんだね!
オリエンタルランド歴代社長④加藤康三氏
主な肩書き | オリエンタルランド第4代社長 オリエンタルランド第3代会長 |
生年月日 | 1928年12月12日 |
出身地 | 東京都 |
学歴 | 東京大学農学部卒 |
職歴 | 千葉県庁 オリエンタルランド |
主な功績 | 多数の子会社を設立 ディズニーストアの経営に着手 |
2024年現在、東京ディズニーリゾートは多くのオリエンタルランド子会社に支えられて運営していますが、そのほとんどが加藤氏が設立したものなんです。
加藤氏はオリエンタルランド社長を次の加賀見氏に引き継いだあとも、相談役として精力的に活動を続けたんですよ。
- 舞浜コーポレーション
- 舞浜リゾートホテルズ(現・ミリアルリゾートホテルズ)
- 舞浜リゾートライン
- グリーンアンドアーツ
- フォトワークス
- デザインファクトリー
- ベイフードサービス
- 舞浜ビジネスサービス
さらに、ウォルト・ディズニー・インターナショナル・ジャパンの子会社「リテイルネットワークス」の全株式を取得し完全子会社化。
同時にディズニーとライセンス契約を結び、ディズニーストアの経営に着手しました。
敏腕経営者すぎる、加藤氏…!
加藤氏が設立した子会社の中には、ディズニーホテルやディズニーリゾートラインの運営会社のほか、パーク内の植栽を担当するグリーンアンドアーツや、カメラキャストを有するフォトワークスも含まれています。
まさに、今のディズニーリゾートを支える全てが詰まっているという感じですよね。
オリエンタルランド歴代社長⑤加賀見俊夫氏
主な肩書き | オリエンタルランド第5代社長 オリエンタルランド第4代会長(兼CEO) オリエンタルランド取締役会議長 |
生年月日 | 1936年1月5日 |
出身地 | 東京都江東区 |
学歴 | 開成中学校・高等学校卒 慶應義塾大学法学部政治学科卒 |
職歴 | 京成電鉄 オリエンタルランド |
主な功績 | 東京ディズニーシー開業 |
ディズニー好きなら知らない人はいないのではないかというほど、オリエンタルランド歴代社長の中でも有名な加賀見氏。
ディズニーシーができた時の社長というインパクトはやはり大きくて、「かがみん」の愛称でも知られていますよね。
社長退任後も、会長として積極的に活動を続けて…キャストのサンクスデーの時にはかがみんもカストーディアルキャストのコスチュームを着て登場してたんですよ~!
2023年6月をもって会長兼CEOを退任されましたが、取締役会議長としては現役で代表権を持ち続けています。
御年88歳になられましたが、いつまでもお元気でディズニーリゾートを見守り続けて欲しいですよね。
オリエンタルランド歴代社長⑥福島祥郎氏
主な肩書き | オリエンタルランド第6代社長(兼COO) |
生年月日 | 1946年12月5日 |
出身地 | 千葉県 |
学歴 | 中央大学経済学部卒 |
職歴 | オリエンタルランド |
主な功績 | 若手平社員だった頃にディズニーランド建設前の浦安漁業協同組合との交渉に貢献 |
大学卒業後すぐにオリエンタルランドに就職し、そのまま社長へと上り詰めた福島氏は、「オリエンタルランド史上初の生え抜き社長」と話題になりました。
在任期間自体は4年ほどと短かったのですが、オリエンタルランドや東京ディズニーリゾートに携わった期間は非常に長く、貢献者の1人と言えますよね。
入園者数が過去最高を記録し続ける絶頂期に「既定路線」だって社長を退任したんだって!
売れっ子のまま卒業するアイドルみたいで、ちょっとかっこいい…笑
オリエンタルランド歴代社長⑦上西京一郎氏
主な肩書き | オリエンタルランド第7代社長(兼COO) |
生年月日 | 1958年1月15日 |
出身地 | 東京都新宿区 |
学歴 | 中央大学文学部卒 |
職歴 | オリエンタルランド |
主な功績 | 東日本大震災など数々の困難に負けずディズニーリゾートの経営を支えた |
先代の福島氏に続き、1980年にオリエンタルランドに入社して以来尽力を続けた上西氏。
社長としても、任期満了となる2021年まで勤め上げました。
長い在任期間中には、東日本大震災やコロナの流行など色んな危機がパークを襲いましたが、負けじと踏ん張ってきたのは上西氏の持つ強さあってこそでしょうね!
オリエンタルランド歴代社長⑧吉田謙次氏
2021年にオリエンタルランド第8代社長に就任し、2024年現在も現職で活躍されている吉田氏。
今後のディズニーがどうなっていくのかに最も大きく関わる人物なので、詳しく知りたいという方も多いですよね。
というわけで、吉田氏については次でさらに深掘りしていきたいと思います!
オリエンタルランド現社長・吉田謙次氏を深掘り
2024年現在、ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの社長として活躍している吉田氏。
ここからは吉田社長の経歴や意気込みをご紹介した上で、今後の展望についても触れていきます。
オリエンタルランド吉田社長の経歴
主な肩書き | オリエンタルランド第8代社長 |
生年月日 | 1960年9月3日 |
出身地 | 神奈川県 |
学歴 | 法政大学経済学部卒 |
職歴 | オリエンタルランド |
オリエンタルランドが創業した年に生まれた吉田社長も、福島氏・上西氏に続いて大学卒業と同時にオリエンタルランドに入社しています。
入社後は経理部やフード本部で活躍したのち、2021年に社長に就任されました。
吉田社長イチオシのパークフードは、ディズニーシーにあるレストラン櫻のとんかつなんだとか!
「ぜひ食べていただきたい」と記者にもアピールしていたんですよ♪
オリエンタルランド吉田社長の意気込み
吉田社長は就任後初めての取材で、「早期の業績回復が私の使命」と語っています。
それもそのはず、吉田社長が就任したのはコロナによる長期休園を経て、オリエンタルランドが史上初の赤字経営となっている最中でした。
経理部での経験が長かったとはいっても、このプレッシャーは尋常じゃないよね…。
その成長戦略の一環として、2024年6月6日にオープンしたディズニーシーの新エリア・ファンタジースプリングスへの投資についても語られましたよ。
新エリアのことを「希望の星」と表現し、吉田社長自身も大きな期待を寄せているようです!
非常に期待されていたファンタジースプリングスは開業直後から多くのゲストが足を運んでおり、吉田社長の思う通り大きな成果を上げることができそうですよね。
ウォルトディズニー自身が「パークは永遠に完成しない」と語った通り、東京ディズニーリゾートも絶えず成長を続けています!
今後、吉田社長の舵取りのもとでパークがどのように成長していくか、楽しみですね!
オリエンタルランド社長交代で変わったやばい歴史5選
オリエンタルランドの社長が変わったとなると、ゲスト目線で気になるのは「今後のパークはどうなるのか」ということではないでしょうか。
これまでの歴史の中で、ディズニーランドとディズニーシーでは変わったことがたくさんあります。
もちろん要因は社長交代だけではなく世界情勢などの影響もありますが、どのようなところがどんなふうに変わったのかまとめてみますね。
- 全体的な値上げ
- パークの拡大
- エンターテイメントの規模
- フードの取り扱い
- パーク内のシステム
1つずつ詳しくみていきましょう!
オリエンタルランド社長交代で変わったやばいこと①全体的な値上げ
わかりやすい変化の代表として、値上げがありますよね。
まずはパークチケット(ワンデーパスポート)の値段の推移をみてみましょう。
年月 | 値段(大人料金) | 値上げ額 |
1983年 | 3,900円 | |
1987年 | 4,200円 | +300円 |
1989年 | 4,400円 | +200円 |
1992年 | 4,800円 | +400円 |
1996年 | 5,100円 | +300円 |
1997年 | 5,200円 | +100円 |
2001年 | 5,500円 | +300円 |
2006年 | 5,800円 | +300円 |
2011年 | 6,200円 | +400円 |
2014年 | 6,400円 | +200円 |
2015年 | 6,900円 | +500円 |
2016年 | 7,400円 | +500円 |
2019年 | 7,500円 | +100円 |
2020年 | 8,200円 | +700円 |
2021年3月 | 8,200円〜8,700円 | +500円 |
2021年10月 | 7,900円〜9,400円 | +700円 |
2023年10月 | 7,900円〜10,900円 | +1,500円 |
2024年7月 | 8,400円~10,900円 | ー |
ディズニーランド開業当時の金額と比べると差額に驚きますが、それ以上に近年の値上げ幅の広さですよね…。
吉田社長が語っていた「早期の経営回復」に対する策だということが素人目にも見てとれます。
さらに、値上げされているのはチケットだけではありませんよ。
グッズの値段も大きく変化しています。
作る場所によって顔や大きさが変わったりするみたいですね。
— メタリナス (@METAL_JUMPER513) January 10, 2024
今回のパルパルはシー20周年や40周年と同じタイプで、前回のベスティーはビリーヴの大きい系ぬいばだったりします。
この5年で500円以上値上げされているので物価高騰がキツいです…… pic.twitter.com/oA5Vr1sjap
パークフードもしっかり値上げされていますよ。
ディズニーに行って何も飲食せずに出てくるということは少ないでしょうから、地味に痛い出費と言えますよね。
え!?今回は陸でもうきわまん販売するんや!?w
— ゆめプー 6/30.7/30.31イン予定 (@disneylove0401) March 8, 2023
しかし、海の通常うきわまんも値上げして600円だったのに、周年だからさらに高くなってるやん…
40周年なんだから400円で販売したらどうなんや!!←そういう事ではないw pic.twitter.com/Cpv5D9nVqV
これらに加え、アトラクションの待ち時間を短縮したり、ショーやパレードを専用席で見ることができたりする有料サービス・DPA(プレミアアクセス)の導入…。
さらに、駐車場料金も平日料金を廃止して一律3,000円とし、実質値上げとなっています。
「客単価の向上」というオリエンタルランドの経営戦略であることは理解できますが、ディズニー1回にかかるお金が年々増加するのは、ゲストとしては苦しい部分もありますよね。
値上げが起きてるのはディズニーに限った話じゃないし、今後も値上げは避けられないんだろうな~。
どこまで上がるのかが怖くもある…。
オリエンタルランド社長交代で変わったやばいこと②エンターテイメントの規模
ディズニーで行われているショーやパレードといったエンターテイメントプログラムの規模も、これまでに大きく変わってきましたよ。
特にコロナ禍以降は縮小傾向が目立ちます。
ディズニーランドではパレードのダンサーが戻ってくるなど回復傾向にありますが、そもそもかつてはイベントのパレードを1日2回やってたんですよね…。
ディスニーシーに至っては、キャラクターが上陸するハーバーショーがいつまで経っても帰ってきません…!
感染症対策や、出演者を含む人員削減の影響が大きいとはいえ、何もやっていないメディテレーニアンハーバーを眺めるのはなかなか寂しいものですよね。
積年のファンとしては、2010年代初頭のような、毎日華やかなショーが見られるディズニーシーが戻ってこないかなぁとつい願ってしまいます。
オリエンタルランド社長交代で変わったやばいこと③フードの取り扱い
パークで取り扱われているフードも、これまでに大きく変わってきたことをご存知でしょうか。
パークフードの値上げについては上で述べたので割愛しますが、それ以外にも変わったところがたくさんあるんですよ。
- テーマ性の減少
- 紙皿で提供するレストランの増加
- ビールの紙コップ提供
- ディズニーランドでのアルコール販売開始
中でも「テーマ性の減少」には、異を唱えるゲストが多いんです。
メキシコ料理屋だったはずの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」からトルティーヤマシンが消え、さらにはそこでギョウザドッグの取り扱いが始まりました…笑
その他、ディズニーランドのクリッターカントリーにある「グランマ・サラのキッチン」は小動物のおばあちゃんが提供する家庭料理のお店のはずですが、かつてうどんが売られていた時期が…。
ディズニーって、ただの遊園地じゃなくて「テーマパーク」なんだよね?
テーマ性は大事にしてほしいよ…。
現職の吉田社長は元フード本部長だったと上でご紹介しましたが、これらの変化の多くは吉田社長がフード部にいた時代に起こったことなんです。
今後もフードに関しては、経費削減やテーマ性の減少の対象になってしまうかもしれませんね。
オリエンタルランド社長交代で変わったやばいこと④パークの拡大
ネガティブな話題が続いてしまいましたが、もちろんパークに起こった変化は悪いことばかりではありません!
成長を続けるディズニーリゾートでは、新エリアや新アトラクションの誕生が話題になってきましたよね。
実際に東京ディズニーランドは、これまでに4回の新エリア開業が行われてきました。
1992年にクリッターカントリー、1996年にトゥーンタウン、2020年の新ファンタジーランド…さらに今年の6月にはファンタジースプリングスが開業しましたね!
敷地面積も、オープン当初の46.2ヘクタールから51ヘクタールまで拡大されているんですよ。
スペースマウンテンのリニューアルに伴ってトゥモローランドも少し広くなるようなので、さらにディズニーランドの面積は広がりそうですね!
ディスニーシーの新エリアも、全部で14ヘクタール分あるんだって!
そのうち10ヘクタール程度がホテルの敷地だから、ディズニーシーは4ヘクタールくらい広くなったってことだね♪
新しいエリアができ、それに伴って新しいアトラクションも増えたことで、広さだけでなく楽しみ方も拡大されますよね♪
吉田社長も新エリアの集客力に期待をしているようですし、今後の発展も楽しみです!
オリエンタルランド社長交代で変わったやばいこと⑤パーク内のシステム
時代の流れとともに、ディズニーのパーク内システムも大きく変わってきましたね。
紙チケットからeチケットが主流となったことをはじめ、マップの確認やショーのエントリー(抽選)、スタンバイパスやプレミアアクセスを取得するためにアプリが欠かせなくなりました。
時短システムといえばファストパスでしたが、有料のプレミアアクセスと無料のプライオリティパスに分かれるという変化もありましたね!
全てスマホに一存…という形は便利でもあるけれど、かつて配布されていた紙のパンフレット「TODAY」を恋しく思うファンは今でも多いんですよね。
また、パーク内の電波状況があまりよくないことや、混雑日はモバイルバッテリーのレンタルサービスが全て使用中で借りられない…など、スマホ時代ならではの困りごともあります。
本当にびっくりする勢いでスマホの電池が減りますので、これから遊びに行く方はモバイルバッテリーを持参することをおすすめします!
オリエンタルランドの今後は?ゲストが求めること4選
お伝えしてきた通り、オリエンタルランド社長交代や社会情勢の変化に伴ってたくさんのことが変わったディズニー。
今のゲストはパークに対して、そしてオリエンタルランドに対してどのようなことを望んでいるのか調査してみました。
- 年パスの再開
- エンターテイメントの拡充
- グッズの転売対策
- キャストの人員補充
オリエンタルランドにゲストが求めること①年パスの再開
コロナ禍をきっかけに姿を消したもののひとつ、年間パスポート(年パス)。
元々賛否両論あるシステムではありましたが、やはり復活を願うゲストは後を絶ちません。
一方で、年パスがなくても混雑している日が多いという事実から、 「もう年パスは戻ってこないんだろうな」と諦めの境地に至っているファンも少なくないんです。
年パスをなくした理由がコロナ対策だけなのであれば、そろそろ戻ってきてもいいはず。
それにもかかわらずいつまでも再開の兆しがないということは、何か他の思惑があるのでは…と勘繰ってしまいますよね。
気が向いた時にふらっとパークに行って、好きなショーを見て、食事をして帰ってくる…という気ままな楽しみ方ができるのが年パスのメリットでした…。
年パスをめぐる賛否両論については別記事でもまとめていますので、合わせてご覧ください!
オリエンタルランドにゲストが求めること②エンターテイメントの拡充
これまでのディズニーで変わったこととしてご紹介したエンターテイメントについては、拡充を求めるゲストが多数います!
ディズニーシーのハーバーショー復活を願う声が多いですが、ディズニーランドのイベントパレードも1日2回公演に戻してほしいという意見が上がっています。
ハロウィン・クリスマス他、イベントパレードのDPAは開園後数分で売り切れるという事態からも、ゲストがエンターテイメントに期待していることがわかりますよね。
オリエンタルランドにゲストが求めること③グッズの転売対策
ディズニーランド・ディズニーシーのグッズ転売問題はもう随分昔から話題になり続けていますが、最近またひどくなっているんです。
2022年3月にオリエンタルランドとメルカリが協定を結んで、転売対策に乗り出した…はずだったのに?
フリマアプリ側に働きかけたり、1人当たりが購入できる数に制限をかけたり…オリエンタルランドとしても決して何もしてないわけではありません。
しかし、どういうわけかルールをすり抜けるのが転売ヤー…。
可愛いグッズを買おうとワクワクしながらパークに遊びに行ったのに、こんな商品棚を見せられたら、がっかりしちゃいますよね。
転売ヤー対策せず、グッズ再販もせず早期売り切れを繰り返し。
— ちーず (@cheese815T) January 24, 2024
ダッフィーで店の棚を空っぽにしたかと思えば、グランドフィナーレ発売日当日に入園したゲストに購入のチャンスすら与えない。#オリエンタルランド どうなってるの。
ちゃんと買うからちゃんと売ってよ!!!納得いかないよ! pic.twitter.com/h6QJqrmvjl
新しいグッズが発売日当日や翌日に売り切れてしまい、しかも再入荷なしの完全終売となってしまうことも多い最近のディズニー。
不満を持つゲストが続出するのも無理はありません。
オリエンタルランドにゲストが求めること④キャストの人員補充
緊急事態宣言に伴う長期休園をきっかけに、オリエンタルランドはキャストの人員削減を行いました。
その影響が、最近になってじわじわと出てきていますよね。
ゲストの数は戻ってきているのにキャストが少ないから、どこに行っても「人が足りてないなぁ」って思っちゃうよ!
キッチンの中がまわってないせいでレストランのレジが長蛇の列になっていたり、パークの掃除が追いついていなかったり…。
何より、何か困ったときに声をかけられるキャストがなかなか見つからないというのもがっかりポイントと言えるでしょう。
前回遊びに行った時は、レストランの案内までカストーディアルキャスト(お掃除担当)がやってて、びっくりしたんですよね~…。
人手が足りないところにヘルプを出してるんでしょうけど、テーマ性を考えるとやはりそのお店のコスチュームを着た人に案内してほしい気持ちもありますね。
今年の6月に新エリアが開業したばかりで、これからさらに多くの人達で賑わうことが予想できます。
どんどん発展するパークだからこそ、多くの人出が必要になることは明らかです。
ゲストを楽しませるために十分な数のキャストを確保してほしいところですね。
オリエンタルランド歴代社長は?変わったやばい歴史とは?まとめ
本記事では、ディズニーランド・ディズニーシーを運営するオリエンタルランドを率いてきた8人の歴代社長をご紹介しました。
歴代社長の中には、パーク内に名前が残されている人もいるんだよね!
今度行ったら探してみましょう♪
また、社長交代や世の中の情勢に伴って、これまでパーク内で変わったこともまとめました。
- 全体的な値上げ
- エンターテイメントの規模
- フードの取り扱い
- パークの拡充
- パーク内のシステム
絶えず成長を続けることがコンセプトのディズニーリゾートでは、今後も多くのことが変わっていくでしょう。
変わったときに「これはやばい」「昔はよかった」と思わなくて済むような、ポジティブな変化がたくさん起きることを願わずにはいられませんね。
ネガティブな変化もあったけど、やっぱりディズニーはわくわくするから大好きだよ!
新しいエリアも出来たし、早速遊びに行こうっと!
遠方からパークへ遊びに行く人は、オフィシャルホテルに宿泊してさらにディズニーの世界を満喫するのがおすすめですよ♪