2022年4月24日に行われた、プロ野球のロッテ対オリックス戦での白井審判の対応に対して、「白井審判」の名前は一時ネット上で大きな話題となりました。
2回にボール判定を巡って球審を務めた白井一行球審(44)がマウンド上の佐々木朗希選手(20)に詰め寄ったのです。
この状況を見た視聴者からの白井審判への評判はあまり良いとは言えないようですが、野球関係者の間では評判はどうなのでしょうか。
経歴やトラブルの原因を含めて調査したので、ご説明していきます。
白井審判の評判は?視聴者は『やめろ』プロ野球関係者からは擁護の意見も
出典:元プロ野球審判員がこっそり教える「正しい判定」の付け方 – まぐまぐニュース! (mag2.com)
視聴者と野球関係者から見た、白井審判の評判をご紹介していきます。
視聴者からの評判まとめ
白井審判が佐々木郎希に切れたあの一球、どうみてもストライクやん。白井審判、目が悪いんじゃないん?切れやすくて、ボール、ストライクの判断もいい加減、白井さん、お願いですから、どうか審判をやめて下さい。
— ナウシカ (@777naushika777) April 29, 2022
白井審判やめろ。
自分の判定に信念もってんならどんな態度だろうが堂々してればいいだろうが。
それを投手(しかも20歳)に試合中に言いにいくとかレベル低すぎ。
さっさと辞めてくれ。#白井#白井審判#ロッテ— り (@fum_s_rin) April 24, 2022
■その他まとめ
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やはりネットでは批判的な意見が殺到していますね。
ここまで炎上してしまったのは、今完全試合で注目されている佐々木朗希選手と若いながらも松川虎生選手の若いバッテリーが相手だったというのもありそうです。
プロ野球関係者からの評判まとめ
続いて、野球関係者からの評判をご紹介します。
■批判的な意見
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■擁護的な意見
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■中立的な意見
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野球関係者は白井氏を大人げないと批判するものやフォローするもの、今後の野球界の在り方を心配するものと様々な意見が出ています。
選手や監督は審判に嫌われたら終わりですし、OBはOBで“審判も同じ現場で戦った仲間”という感覚があります。
また、「素人には口出しされたくない」という意識も多少働いているように見られます。
白井審判の経歴は?プロ野球では過去にも誤審で有名?
出典:https://newsee-media.com/shirai-kazuyuki
白井審判のプロフィールや経歴をご紹介します。
過去に起こしていたトラブルや誤審についても記載しておりますのでご参照ください。
白井審判プロフィール
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白井一行さんの年齢や出身高校大学・経歴など、プロフィールを調査しました。
白井一行さんは、兵庫県明石市の出身で44歳。
兵庫県立明石高等学校から甲賀総合科学専門学校に進み、その後、パシフィック・リーグ審判部に入局しています。
2000年に初めて1軍戦の試合で審判を務め、2021年には史上98人目となる通算1500試合出場を達成しています。
愛称は「怪鳥」
白井さんは、ストライクコールが非常に甲高いのが特徴で「審判の中で最も声が大きい」との理由で2018年に「審判員奨励賞」に選出されたこともあるそうです。
愛称が「怪鳥」と言われ親しまれているのもわかりますね。
また、ストライクコールをする際に指で「K」の字を作っていたそうです。
ユニークな審判といった印象でしょうか。
誤審で有名?過去のトラブルをご紹介
■トラブル①
2010年の楽天戦で山崎武司内野手は白井球審のストライク判定に猛抗議しました。
その後白井球審への侮辱行為で退場処分となりました。
■トラブル②
2010年の二軍戦で、白井球審のストライク判定を巡って平田二軍監督から「クソボールやないか」「なんやその不貞腐れた態度は」「勘違いしたらあかんよ、お前」と怒鳴られました。
■トラブル③
2012年8月25日の北海道日本ハムファイターズハム対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、楽天の岡島捕手の追いタッチ演技に騙された白井球審は、完全なセーフをアウト判定しました。
ランナーの稲葉篤紀選手の抗議も判定覆らずアウト判定となりました。
この様に、プロ野球の歴史でも誤審やトラブル騒動では常に有名人でしたね。
佐々木郎希選手をはじめ、今後のジャッジにも注目が集まりそうです。
白井審判の誤審ではない?佐々木朗希選手に非があった?
佐々木郎希への球審対応巡り12球団実行委が議論 全審判員ミーティング「自制・礼儀・公平さ」再確認 | 読売新聞 – 東洋経済オンライン https://t.co/siHT5Lofab #東洋経済オンライン @Toyokeizaiから
精神論よりリアルタイムで画像検証するかAI判定を導入する方がすっきりするんじゃない。
— nemurikuma (@nemurikuma2) May 9, 2022
佐々木郎希選手と白井審判の間で起きたトラブルをご紹介して行きます。
本当に非があったのはどっちでしょうか。
トラブルの詳細内容
4月24日にプロ野球で試合のあったロッテ対オリックスの2回に、マウンドを降りて苦笑いをした佐々木朗希選手に対してボール判定に不満気な態度に見えたのか、白井審判がマウンド上の佐々木朗希選手に詰め寄る場面があったのです。
さらに、仲裁に入った松川虎生捕手にも一言発していました。
実際の映像がこちら
球審白井 20歳の佐々木朗希に対して詰め寄り、18歳の松川に宥められる始末 pic.twitter.com/Eh3OLaxH0H
— 東京の虎 (@Replaytigers) April 24, 2022
白井審判が問題視した言動とは
そもそも佐藤郎希選手に対して、白井審判は何を”問題視”して詰め寄ったのでしょうか?
【公認野球規則 8・01(d)】によりますと、選手や監督が審判の裁定に異議を唱えたり、スポーツマンらしくない言動をとった場合には、「その出場資格を奪って、試合から除く権限を持つ」と明記されています。
佐々木朗希投手の場合、不満げな表情で二回にマウンドを下りた行動がこれに抵触する可能性がありました。
審判経験者からの意見
今回のケースを「あれで注意しないのは、プロの審判員としてはどうなのか」と審判経験者の意見があります。
ですが、捕手の松川選手を通じて伝えるなど、他の方法もあったのではないでしょうか。
球界の新星を相手に、わざわざマウンドへ向かうことは、悪目立ちすることも予測できただろうが、ベテランでも注目の選手でも同じ扱いなのは、白井審判らしいという意見もあります。
佐々木朗選手の態度は悪かった?
映像を見返してみると、佐々木朗希選手は確かにに苦笑いを浮かべてはいました。
佐々木選手があたかも不満な表情を出したということを前提に論じられていますが、セカンドを見ていてストライクに対して審判に何も言っていないようにも見えます。
盗塁阻止ができなかったことに残念がっていたのかもしれません。
佐々木朗希選手に非はあるか
表情等の真意は佐々木選手本人にしかわかりませんが、白井審判には不満げに見えたのでしょう。
「冷静なジャッジをしてもらうためには、(審判の)感情を逆撫でする態度は少し控えたほうがいい」という助言もありました。
あとは松川選手がうまく言うことも大事で、審判に「ちょっと低いですかね」「ちょっと外れてますかね」と、コミュニケーションを取っておくと、うまくストライクカウントを取ってくれるようなことになる」という意見もありました。
うまく相手(審判)を利用するということも時には必要なのかもしれません。
白井審判の評判がエグい?過去の誤審や佐々木朗希とのトラブル非はどっちにある?まとめ
出典: number.ismcdn.jp
今回、白井審判の評判について記事にしていきました。
ネットでの白井審判の評判は決して良いものではありませんでしたね。
ここまで批判が大きくなったのは”完全試合”で話題の佐々木朗希選手相手であったこと。
宥めに間に入った捕手の松川虎生選手にまで高圧的な態度をしたのが大きな要因だと思われます。
野球関係者からの評判は、批判するもの、擁護するもの、中立的なもの等賛否両論でした。
選手も審判もプロとして野球に携わっているので、お互いプライドを持って真剣に仕事している訳です。
機械ではなく人間が行っているので、時に感情的になるのは当たり前ですが、双方ともお金を払って観に来ているファンの前で、見せて良い行動なのか考えることが今後の野球界には必要なのかもしれません。