大人気少年漫画「鬼滅の刃」は鬼の始祖「鬼舞辻無惨」の手により、鬼に変えられてしまった妹・禰豆子を人間に戻すために、主人公・竈門炭治郎が鬼と戦っていく物語です。


最後の最後で突如現れた、印象的な鬼舞辻無惨のシーンだったので、あのシーンを見てから、鬼舞辻無惨の正体は一体何なのか、とても気になってる方も多いと思います。
ということで今回は、鬼滅の刃【鬼撫辻無惨】の最後は赤ちゃんだった件、またそこから考察される鬼舞辻無惨の正体について徹底解説していきます!
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】最後が赤ちゃんだった理由を徹底調査!
引用元:yahooニュース
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】の最後が赤ちゃんだった件について、作中の無惨の描写を詳しく見ていくといくつかの理由が考察できます。
ここからは、赤ちゃんだった理由をいくつかの要素に分けて解説していきます。
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】最後が赤ちゃんだった理由:生い立ちが関係している
まず、その生い立ちが関係していると考えられます。
実は無惨は1000年前、平安時代に産まれ、貴族階級の家庭で育った元人間だったのです。
そんな人間がなぜ鬼の始祖になってしまったのか?
生い立ちをより詳しく見ていきましょう!
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】生い立ち①病弱だった
無惨を手当した医者がある意味全ての元凶なんだろうが…鬼舞辻無惨に堪え性が無く、短気で薬の効果が確認できる前に医師を殺害してしまったのが全ての原因。
人の頃からだいぶ性格がアレだった無惨んだね。玉壺と半天狗の生みの親だけあって納得のクズっぷりが逆に清々しい… pic.twitter.com/xbA10Z5q7h
— 岩鳶 飛鳥@🐧 (@RockhopperAsuka) June 18, 2023
- 無惨は元々人間で、生まれた時から病弱だった。
- 病気を克服するために医者の投与した薬が原因で鬼になった。
無惨は元々人間でしたが、生まれた時から体が弱く病弱で、20歳まで生きられないと言われていました。

そして作中で述べられているように、鬼殺隊当主・産屋敷耀哉と同じ血筋でもありました。
そんな無惨は、持って生まれた病気を治し長く生きるために、医者から治療を受けていましたが、中々病気を克服することができませんでした。
医者から投与された薬も効果がなく、日に日に病状が悪化することに嫌気が差した無惨は、とうとう医者を殺してしまいます。

しかし、病気の克服と人間離れした強靭な肉体を手に入れたことと引き換えに、人間の血肉がないと生きていけず、太陽の下を歩けない体になってしまいました。
つまり、無惨は、病弱な体を治そうと務めた善良な医者の投与した薬によって、鬼になってしまったのです。

鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】生い立ち②追い詰められて死への恐怖を抱く
鬼滅の刃遊郭編第6話
『重なる記憶』縁壱登場!
CV:井上和彦さん
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#縁壱 pic.twitter.com/d5Krhh48TO— 鬼滅の刃最新情報&グッズ情報@きめつねっと (@kimetsu_goods23) January 9, 2022
- 継国縁壱に瀕死まで追い詰められ、死への恐怖心が植え付けられる。
- 無惨にとっては、どんな手を使ってでも生き延びることが目的。
鬼になったことで圧倒的な強さを手に入れ、多くの人間を襲い猛威を奮っていた鬼舞辻無惨でしたが、日の呼吸の伝承者・継国縁壱(つぎくによりいち)との戦いによって「死」への恐怖心を植え付けられます。

死の寸前まで追い詰められた無惨は、とにかく生き延びるために、縁壱の隙をつき無数の肉片に体を分裂させて逃亡を図ります。
この時の無惨の脳内には、どんな手を使っても生き延びること以外にはなかったようです。

以後、縁壱に対する恐怖心は消えることはなく、日の呼吸を受け継いだ炭治郎との戦いでも、縁壱の残影を見て怯える瞬間があるほど、細胞レベルで恐怖の感情が焼き付いてしまうのでした。
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】最後の様子をご紹介


少しでも日の届かない場所へ逃げようとする無惨でしたが、柱や鬼殺隊に必死に阻止され、
とうとう追い詰められた無惨は、なんと巨大な赤ちゃんに姿を変形させました。
命の危機に瀕し、赤子の姿になってまで生き延びようとしましたが、最終的には日の光によって無惨は消滅してしまいました。
では、なぜ最後の姿が赤ちゃんだったのでしょうか?
作中、その理由は明記されていませんが、先に挙げた無惨の生い立ちや過去の経験から、以下の2つの理由が考えられます。
- 太陽光を防ぐのに最も効率的な姿だったこと。
- 命の危機に際し、本能的に潜在意識の中で最も強いイメージが具現化したこと
まず1つ目は、物理的に太陽の光から身を守る上で、最も効率的な形態が巨大な肉の塊であったことです。

2つ目は、命の危機に瀕した瞬間、本能的にイメージしていたものが具現化したということです。

前にも述べた通り、無惨という生物の目的は、至極単純に「とにかく自分が生き延びること」なので、「死にたくない」「生きたい」という強い執着が、赤ちゃん(生まれ出る瞬間の姿)という形で現れたと言ってもいいでしょう。
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】正体を徹底解説!
鬼舞辻無惨が赤ちゃん返りした時は金田ばりに「鉄雄!!!」って叫びました pic.twitter.com/YD7zkUlare
— ダ (@N10800) February 11, 2021
追い詰められ巨大な赤子の姿に変貌した鬼舞辻無惨。
その最終形態が赤ちゃんだったことは一体何を意味しているのか。
ここからは、最終形態から考察される鬼舞辻無惨の正体を徹底解説していきます!
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】正体①プロフィールをご紹介
改めて、まずは無惨のプロフィールから見ていきましょう。
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は、鬼の始祖であり、主人公・竈門炭治郎の家族を殺し、妹・禰豆子を鬼に変えた人物です。
初登場時から強烈なインパクトを残した無惨ですが、簡単なプロフィールや特徴がこちらです。
名前 | 鬼舞辻無惨 |
身長 | 179cm |
体重 | 75kg |
声優 | 関俊彦 |
階級 | 鬼の始祖 |
外見 | 自由に変化可能 |
性格 | 自己中心的、残虐、冷酷 |



また無惨の血を少しでも分け与えられた人間は、鬼になり、その与えた血の量が多ければ多いほどより強い鬼になる特徴があります。
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】正体②「生」への執着のある元人間
先に述べた通り、無惨の特徴とも言える人格形成は、以下の2つの生い立ちが関係しています。
- 病弱だった人間時代
- 継国縁壱によって「死」の恐怖を植え付けられた過去
これら過去の経験から、「生き延びること」「生」というもの対して異常な執着を持つようになったと言えます!

- 産屋敷一族の人間で、病気を治すために医者から投与された薬の効果で鬼になった存在。
- 鬼の始祖となり、自分の姿形を思いのまま変化させられる。
- かつて病弱だったこと、縁壱によって死への恐怖を植え付けられたことで、「生きる延びること」への異常な執着を持っている。
- 最終決戦では、「生きたい」と強く思う気持ちが具現化して赤ちゃんの姿になった。
最後の最後で赤ちゃんの姿になったことで、「鬼舞辻無惨」という人物の本質的なキャラクター性がより顕著に見えたと感じました。
鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】最後は赤ちゃん?正体を徹底解説!まとめ
引用元:アニメ「鬼滅の刃」公式ポータルサイト
今回は、鬼滅の刃【鬼舞辻無惨】の最後の姿が赤ちゃんだった件と、そこから考察される鬼舞辻無惨の正体についてご紹介させていただきました。
まとめると、
- 生い立ちが関係している。
- 太陽光を防ぐのに最も効率的な姿だったから。
- 命の危機に際し、本能的に潜在意識の中で最も強いイメージが具現化したから。
- 産屋敷一族の人間で、病気を治すために医者から投与された薬の効果で鬼になった。
- 鬼の始祖となり、自分の姿形を思いのまま変化させられる。
- かつて病弱だったこと、縁壱によって死への恐怖を植え付けられたことで、「生きる延びること」への異常な執着を持っている。
- 最終決戦では、「生きたい」と強く思う気持ちが具現化して赤ちゃんの姿になった。
最後までご覧いただきありがとうございました!
漫画はすでに完結していますが、アニメでは今後最終決戦の様子も描かれていくようなので、アニメ版ではどんな描かれ方になるのか一緒に追っていきましょう!
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